BOOKS HIRO通信 第90号

老人を 若返らせる PASSAGE
hiro 2024.03.29
誰でも

(1)みなさまこんばんは。

先日、PASSAGEの1F デカルト通り 7番地、 スケザネ図書館 で購入した、スケザネさんのサイン入り『みんなで読む源氏物語』を、楽しみながら拾い読みしています。

一昨日は、第6章の「謎と喜びに満ちた〈世界文学〉 英語を経由して「源氏物語」を読む効能」、円城塔さんと毬矢まりえさんと森山恵さんの素晴らしい鼎談を読みました。

その中で、円城塔さんが『文字渦』のなかで源氏32番の帖「梅技」を訳されていることを知り、びっくりしました。『文字渦』は雑誌連載だけで読んでいて、「梅枝」には気づいていませんでした。

そして、毬矢まりえさんと森山恵さんの新刊『レディ・ムラサキのティーパーティー』も読みたくなりました。

『文字渦』と『レディ・ムラサキのティーパーティー』をPASSAGEのホームページで探しましたが、ありません。『文字渦』はバイトで棚を整理したときに、確かに何冊か見かけたので、みな売れてしまったものと思います。

やむをえず、密林書店で購入することにし、その夜のうちに手配しました。

そのうち、『レディ・ムラサキのティーパーティー』は昨日届きました……昨日は旧友(昔勤めていた会社の先輩かつ大恩人)を案内して、神保町PASSAGE3の店めぐり中でした。

本日朝から読み始め、持病の診察を受けに行った病院の待合室でも読み、90ページほど読みました。いつもは暇をもてあます病院の待ち時間が、あっという間に過ぎていきます。名前を呼ばれても、すぐにはやめられない。

300ページ強の本ですが、明日中には読み終えられそうです。非常に読みやすく、内容は魅力的です。

読んでいるうちに、本のなかで紹介されている「源氏物語」のウェイリー英訳も読みたくなってしましました。これは、まず、Internet Archiveにあたります。

他に、やはりこの本で紹介されている、プルーストや、モンテーニュもフランス語で読みたくなりました。ウェイリーはともかくとして、プルーストやモンテーニュを読むには、学生時代以来すっかり錆びついているフランス語を読む能力を復活させないといけません。正確には再勉強なのですが、勉強しながら読むことそのものも大きな楽しみとなりそうです。

PASSAGEを通じて活動していると、読書生活のみならず他の世界も拡がって行きます。つまり私の場合どんどん若返ることになります。

(2)現在の私の棚主ページです。

まず、PASSAGE1号店のほう

SOLIDAの棚は以下の通りです。

来週の私のバイトスタッフ勤務は、日曜日(SOLIDA)、月曜日(PASSAGE)、木曜日(PASSAGE)です。

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