BOOKS HIRO通信 第93号
(1)みなさまこんばんは。
嬉しいニュースです。
『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』の著者お二人を代表して、森山恵さんが、PASSAGE SOLIDAの棚主さんになられました。
【森山恵+毬矢まりえの本棚】として、 SOLIDAのジュール・ラフォルグ通り4番地に出店されます。
すでに、棚主さんとしての登録は済んで、棚主ページはPASSAGEのWebに公開されています。
私は、『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』を読んで、「らせん訳」という概念の素晴らしさに感激して、『源氏物語 A・ウェイリー版1』も購入して読み始めました。
ところで、日本語の「ルビ」という表現手段がどちらの本でも、効果的に使われています。
いままでは読めない漢字に読み仮名をふってくれるのがルビで、便利だが少し鬱陶しいものくらいにしか思っていなかったのですが、多彩にかつふんだんに使われるルビが積極的な表現手段となっているのを見て、感嘆しました。
最近読み直している円城塔さんの『文字渦』にも、たとえば「誤字」という章に、おもしろいルビが使用されているのを発見しました。この発見ができたのは、スケザネさんの書棚から購入したサイン本『みんなで読む源氏物語』のなかで、毬矢まりえさんと森山恵さん、円城塔さんが対談(鼎談)しているからです。
そういえば、このなかで円城塔さんだけ、まだPASSAGEの棚主ではないことに今気づきました。これから、棚主さんとなっていただくようお願いしたいと思っています。(一度だけ、町田で行われた講演会のあとに個人的にお話をうかがったことはあるのですが、覚えてはいらっしゃらないと思うので、伝手(つて)をたどって。)
(2)現在の私の棚主ページです。
来週の私のバイトスタッフ勤務は、日曜日(PASSAGE)、月曜日(PASSAGE)、水曜日(PASSAGE)です。
すでに登録済みの方は こちら