BOOKS HIRO通信 第88号
(1)みなさまこんばんは。
3月第一週までの、私の棚からたくさん本が売れたときを過ぎて、あまり本が売れない時期が来ています。こんな時期もあると割り切ってしまえば気が楽になります。そして実は、今後の選書のための仕込みをするよい時期とも言えます。
今日は、図書館で借りた『レミは生きている』(平野威馬雄)を読み、感動しました。さっそく、平野威馬雄のこと(平野レミさんのお父様とだけ知っていた)を調べることにします。『レミは生きている』は自分で購入して、再読し是非を判断して、SOLIDAの書棚に入れようと思います。
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読みながら本をシェア型共同書店の棚にならべるとは、私のような一般の棚主にとって、どういうことか考えてみました。
自分の家の本を売って金に替えたいめだけではないような気がします。
自分が感動した本を好む人と広い意味のコミュニケーションをしたいですし、皆がなんらかの本を読んで感動する世界を少しでも広げたいのです。それが、本を書き、作り、売ることを生業とする人にも良いこととなればもっとよいと思います。
大風呂敷のようですが、一人の力は小さくても、一千人・一万人が集まれば読書の世界の様相は変わるでしょう。読書の世界で静かに革命を起こすことが可能と信じています。
そのためのインフラとして、まず自分の知っている神保町にいくつかあるシェア型共同書店がもっと増えてほしいと思います。徐々にではありますが、実際に増えてきています。
書店同士は上記の理念からして、競合・対抗の世界からは外れなければなりません。
多くの書店・シェア型共同書店が連帯し、同時に読書好きな人のパワーが連帯すれば、日本いや世界を読書人にとって楽しい共和国にできるでしょう。
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ところで、夕方発見したばかりですが、私もこういう素敵なページ作りたいです。
(勝手にリンク貼らせていただいてます。 > 「人鳥書店/ペンギンしょてん」さん)
(2)現在の私の棚主ページです。
まず、PASSAGE1号店のほう
SOLIDAの棚は以下の通りです。
来週の私のバイトスタッフ勤務は、日曜日(SOLIDA)、火曜日(PASSAGE)、木曜日(PASSAGE 15時から)です。
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