BOOKS HIRO通信 第68号
(1)みなさまおはようございます。
神保町ブックフェスティバルが始まっています。土曜日・日曜日は好天も予想されています。
神保町の歴史を知りたくなって、鹿島茂さんの『神田神保町書肆街考 世界遺産的”本の街”の誕生から現在まで』(筑摩書房)を読み直してみました。
「17 戦後の神田神保町」のはじめに『植草甚一日記』からの引用を伴う記述があります。それによると植草甚一が主任だった神保町2丁目の銀映座は昭和20年3月に焼けたが、古書店街は焼け残ったとあります。終戦前にもかかわらず植草甚一はその後も洋書を買いに古書店街に通っているのです。
この後も、神保町の古書街は戦後の古書ブームを経て、生き残り続けます。『東京古書組合50年史』から引用した昭和22年の地図(497ページ)を見ると、神保町交差点近くの靖国通りにある古書店は現在でも生き残っている店が多いのです。例えば、大雲堂、明倫館書店、一誠堂、少しとんで小宮山書店などです。
実はここまでは前振りです。本題は以下です。
この古書店街の中心とも言える場所に、PASSAGEの新店舗ができます。PASSAGE、PASSAGEbisに続き、三店舗目です。来年はじめの開店を目指しています。
この情報は、すでに解禁になりました。ブックフェスティバルのPASSAGEのワゴンでは、棚主予約の事前登録ができるビラも配られます。新店舗の予定される場所にも看板が出ており、そこでもビラが配られています。以下その写真です。
真ん中の黒と赤のビルです。左に明倫館書店さん、右に大雲堂書店さんが見えます。手前にはブックフェスの屋台が。
新店舗の前まで来ました。看板が出ています。看板の左上にビラもおいてあります。
ALL REVIEWSのページにも通知が出ました。
この通知と上記のビラは、一般の方々向けです。
現在棚主の皆様には、その通知の中で次のような但し書きがついていますので、PASSAGEからの通知をお待ち下さい。
「※PASSAGEおよびPASSAGE bis!の棚主様には別途最優先でご案内を差し上げます」
私はできるだけ早く、新店舗での棚主の予約をしたいと思っています。
(2)現在の私の棚主ページです。
来週の私のバイトスタッフ勤務は、日曜日(ブックフェスティバル最終日)、水曜日の二日間です。
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