BOOKS HIRO通信 第191号

PASSAGE棚主としての四年間を振り返る
hiro 2026.03.21
誰でも

(1)みなさまこんにちは

PASSAGEでの書棚を借りようと申し込んだのは、一般の棚主では最も早い部類と思う。ブログによると4年前の2022年1月17日(月曜日)だった。

自棚開店作業を、PASSAGE店主の懇切な指導で、わからないことを楽しむという精神で乗り越えた。実際の開店は3月はじめだった。3月8日火曜日に初めて、『闘う文豪とナチス・ドイツ - トーマス・マンの亡命日記』が売れた。販売されるとその旨メールがくるのだが、メールを読んでとても嬉しかった記憶がある。

棚のテーマは「日記と紀行」だった。当初はユニークなテーマの棚として認めていただいた。そのうち、売るものがなくなってきて、テーマをいろいろと考え直した。結局「人生は旅」と考えるとテーマのカバーする範囲がとても広くなることに気づき、変更はしないことにした。テーマを決めると実は選書が楽なのにも徐々に気づいた。

売るための工夫を当初から行う。工夫のポイントとその効果は以下の四つであるが、これらについて店に行くたびに、ささやかでも毎回かならずやることにした。

・棚内の本の並べ方の変更→目先が変わると手に取ってもらいやすい)

・棚のディスプレイ(貼り紙など)を変える→個々の本の特徴をアピール

・言葉だけでなく書影を伴ったSNSでの宣伝→オンライン販売に役立つ

・機会があれば「一日店長」をやる。→棚の知名度があがる

なぜ棚主をやるのかもはじめから考えていたほうがいい。私の場合は以下の通り。

・古本屋をやることは読書家の夢(プリミティブだが強力)

・本の終括(息長く続ける必要がありそうだ)

・棚主コミュニティの楽しさ。その結果、知らなかった本を紹介されて買うので本は増える!

楽しく棚主を続けて、これまでの四年間で350冊が売れた。自分なりの評価では「悪くない。よくやった。」

結論。棚主をやってよかった。プライスレスな喜びがあることがその理由である。

もうじき喜寿なのだが足腰の立つあいだは棚主であり続けたい。

(2)現在のBOOKS HIROの棚主ページです

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また来週。

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