BOOKS HIRO通信 第97号

PASSAGEやSOLIDAで味わう相対取引の醍醐味
hiro 2024.05.17
誰でも

(1)みなさまこんばんは

5月19日は「文学フリマ東京38」が東京流通センターで開催されます。私はこの催しに参加するのは初めてで、まずは先輩方のブースの見学に行くつもりです。内緒ですが、なるべく近い将来、この棚主日記的なニュースレターの内容をまとめたフリーペーパーを自分でも配布できればいいなと思っています。年寄りの冷水かも。

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今週は今井むつみさんの『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』(日経BP)を読みました。非常に興味深い内容で、ほぼ一気読みしました。職場や家庭でのより円滑なコミュニケーションに役立ちそうです。ひょっとすると文章の書き方や、PASSAGEに置く書籍の選書にも役立つ可能性もあります。

具体と抽象を塩梅するのが肝心というところは、私淑している森有正先生の、「体験を通じて経験に至る」に通じるところがあると思いました。

この本を、SOLIDAの書棚に置いて、購入した方と内容についてお話したいものです。購入してほしい方の目星はついています。

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今週はじめに入荷した、中村紘子の『チャイコフスキー・コンクール』は、すぐに旅立ちました。なるほどこの方に読んでいただけるなら入荷した甲斐がある、と思える方のもとに。

今週も(先週に続き)共同書店における相対取引の妙味を感じています。

(2)現在の私の棚主ページです

来週の私のバイトスタッフ勤務は、月曜日と水曜日です。いずれもPASSAGEです。

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