BOOKS HIRO通信 第184号

1月最終週の読書日記
hiro 2026.01.31
誰でも

(1)みなさまこんにちは

今週読んだ本とその一言感想。

『プロジェクトヘイルメアリー』(アンディ・ウィアー著 小野田和子訳 ハヤカワ文庫)

面白くて、上下巻900ページを、一気(3日間だが)読みした。科学の基礎と科学する態度(仮説と検証を繰り返す)がSFの材料になっているのに感動した。高校の物理学の副読本としてもいいと思う。映画化されており、3月に公開されるそうだ。同じ著者の『火星の人』と『アルテミス』もすぐに読むつもり。

『本の雑誌 2月号 特集 本ヲ終活セヨ。』(本の雑誌社)

結局、本の終活は生きているうちに自分で地道にやるべきで、本を自分の思ったような値段で売るというのは今や実現性のまったくない考えだとのこと。がっかりするが、これが当たり前だと思い直す。これから、日々努力したい。待ったナシ。ともかく来週も数冊、PASSAGE SOLIDAに手持ち本を搬入する。

『Trip to TURKEY』(和泉桂著 2025年11月23日 著者制作ZINE)

PASSAGEの著者の本棚「和泉桂書店」から購入した。以前読んだタイ旅行記と同様に、抱腹絶倒かつ軽妙な文章ときれいな写真満載。本の終活の辛さを忘れさせてくれるほど魅力的な旅行記。カッパドキアやトプカピに行きたいが、もう無理かなあ。

『私の中のシャルトル』(二宮正之著 ちくま学芸文庫)

PASSAGEの書棚「とみきち屋」さんから購入。単行本は持っていたが、文庫本には「プルーストと生きる」が付け加えられている。もちろん解説も。森有正の最後を描いた「詩人が言葉をうしなうとき ーー『日記』以後の森さんのこと」を読み直して、あらためてその壮絶さにうたれる。別途調べると血栓症だったという説があるが、どうして医者に見てもらわなかったのか。いまさらながら、悔やまれるが、今では、この結末は森有正らしかったというしか無い。とみきち屋さんの書棚のすばらしい本たちにはいつもひきつけられる。

今週入手してまだ読んでない本。

『江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち』(板坂燿子著 中公新書)

『火星の人』、『アルテミス』(アンディ・ウィアー著 小野田和子訳 ハヤカワ文庫)

『Escape from Freedom』(Erich Fromm Kindle版)、(18円でした^^;)

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また来週。

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